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【 2017/01/01 掲載 】
ニュース 碓井会長の年頭所感
2017年 年頭所感

     一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会
                            会長 碓井 稔
          (セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長)

                                       
 
















新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 日頃より、一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会の活動に多大なご支援とご協力を賜り、御礼申し上げます。
 昨年も我が国では多くの災害が発生しました。被災された皆さまにはお見舞い申し上げますとともに、本年は力強い復興を進める一年となることを心より祈念申し上げます。

 2016年は、英国のEU離脱(Brexit)選択や米国の大統領選挙など、社会変革に向けた大きな潮流変化が生まれた一年となりました。
 昨年の経済環境を振り返りますと、米国では事実上のゼロ金利解除後一年が経過する中で経済成長が続き、先進国経済を牽引しました。欧州(ユーロ圏)では緩やかな景気回復となったものの経済の先行きに不透明感が増し、中国をはじめとする新興国では景気減速傾向が継続しました。日本におきましては、雇用環境改善などにより、緩やかな回復基調が続きました。
 当業界においては、一昨年と比べて市況が悪化したことに加え、想定を上回る為替水準の変化により、非常に難しい年となりました。
 今年も、米国の新政権発足や欧州各国の議会・大統領選挙結果による各国の政策への影響、加えて環境面において、昨年発効した地球温暖化対策「パリ協定」での具体的なルール作りなど、当協会としても注視していくべき事案が予定されています。

 このような状況下、当協会では昨年、以下の方針を掲げ取り組んでまいりました。
  ・多様化する環境規制への対応をリードする基盤構築
  ・海外団体との連携強化によるグローバルビジネスを取り巻く環境整備
  ・魅力ある協会作りと体質強化

 まず、「多様化する環境規制への対応をリードする基盤構築」については、COP21における各国のCO2削減目標に向けた業界の実績調査や、ドイツ・日本など各国の環境ラベル・法規制改訂に関する情報収集と意見提出を積極的に行い、業界およびお客様にとって最適な方向を目指すよう、活動してまいりました。また国内外の政府・業界団体と連携し、海外各国のリサイクル関連規制の情報を収集し意見を提出しました。

 次に「海外団体との連携強化によるグローバルビジネスをとりまく環境整備」については、ITA拡大交渉の合意内容に基づく関税引下げ履行のフォローアップや、安全・EMC分野における技術交流事業についてASEANへの提案活動を行いました。
 また知財分野では、欧州単一特許と統一特許裁判制度の施行に向け、欧州特許庁・関係国当局との意見交換を実施しました。

 三つ目の「魅力ある協会作りと体質強化」については、会員への情報共有のサービスレベルのさらなる向上を図るため、会員各社に役立つセミナーを企画し開催しました。また、ドメイン拡大に向けた検討を開始したほか、積極的に新規会員の勧誘に向けた活動を進めました。

 本年は、引き続きこの三つの方針の下に取り組むと同時に、ASEAN地域との連携強化、業界の共通課題であるIT人材育成に対する政府への要望提出など、社会・業界にとって役に立つ協会づくりに尽力してまいりたいと思います。

 末筆ではございますが、本年も関係官庁、関係諸団体の皆さまにおかれましては、従来にも増したご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。また、会員の皆さまにおかれましても引き続きご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、皆さまの益々のご健勝を心よりお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
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