ETA-WG (2017年3月廃止)
カード及びカードシステム部会 ETA-WGへのメンバー募集のご案内(2017年3月廃止)
貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、カード及びカードシステム部会(以下、カード部会)の「ETA実証実験WG」は、今年度から「ETA-WG」と名称変更し活動を継続することになりました。
つきましては、下記に記しました経緯及び今後の活動計画をご理解いただき、応募要領に従ってご応募いただきますようお願い申し上げます。
*ETAは、「国際規格ISO/IEC 12905: Enhanced Terminal Accessibility using cardholder preference interface 」の略称で、「JIS X 6905: ICカード − 情報端 末の操作性を向上させるカード所持者優先情報」が制定されております。
記
【経緯】
- 2014年11月4日から14日間、東京国際フォーラムにおいて開催されたIEC(国際電気標準化会議)東京大会において、高齢者、障がい者、及び外国人を対象に操作しやすいATM、デジタルサイネージ、レストランの電子化メニュー、スマートフォン応用のETA実証実験を行いました。
高齢者、障がい者に対しては、表示文字を読取りやすいように、通常より拡大した文字、白黒反転文字、音声による説明などのモードを備えたカードを用意し、また、外国人に対しては、日本語表示だけではなく、英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語で表示や音声でのサービスモードを備えたカードを用意し、それらをカードリーダに読み込ませることで、それぞれ利用者のニーズに合った内容が表示されるというものです。
- 開催期間を通して、315名のモニターにご体験を頂きました。アンケート結果では、体験者の殆どが使い易さではETAが非常に有効であること、また、今回の展示した機器以外にも広く応用が可能なことなどのご意見を頂きました。
- この実証実験の結果を「ETA実証実験報告書」として纏め昨年12月経済産業省へ提出しました。
『IEC 東京大会併催イベント 体験型実証実験「支援リクエスト付カード」で機器がもっと使いやすく変身!!』
https://card.jbmia.or.jp/base/contents/uploads/eta_report_20141225.pdf - ETA実証実験WGは、当初の役割を終え12月末に解散しました。
- しかし、この実証実験の成果を踏まえて、高齢者や障がい者にやさしい社会インフラと して、また、来るべき2020年のオリンピック・パラリンピックを見据え外国人向けの新たなシステム作りの為に、継続的な活動が必要ではないかという観点から、新たに「ETA-WG」を設置し活動することにいたしました。
【活動計画】
誰もが、安全で安心な生活ができる情報社会をめざし、このETA-WGでは、高齢者、障がい者、外国人ばかりではなく、すべての人が上手に機器を使いこなして、快適な生活ができるシステム作りを目標にします。
今年度は、事務機器へのETA機能の採用を図り、よりスムーズな機器操作が可能となるような仕組みを提案したいと考えております。
皆様の積極的なご応募をお待ちしております。
【応募要領】
■募集対象者
①カード部会参加企業の社員
②学識経験者(部会推薦と政策委員会承認が必要です)
③ETA-WGに参加ご希望の企業の社員
③の場合、JBMIA会員会社(正会員もしくは賛助会員)、
並びにカード部会委員になって頂く必要があり、費用が発生いたします。
ご参照:カード部会HP「入会のしおり」
■参加お申込みの場合は下記をご連絡下さい。
①氏名(ふりがな)
②貴社名
③所属/役職
④連絡先住所
⑤連絡先TEL/FAX
⑥メールアドレス
■お申込み、問い合わせはJBMIA武井克予(takei@jbmia.or.jp)までお願いいたします。
以上