セキュリティ分科会 (2016年9月廃止)

セキュリティ分科会 (2016年9月廃止)

活動目的・既要

ICカードが社会の基本的なインフラストラクチャーのひとつとして普及しつつある中、1999年に試行された不正アクセス禁止法、また2001年の電子署名法、電子認証法など、日本政府により法律を始めとする様々なインフラ整備が進められ、この結果としてネットワーク犯罪の抑止力の強化がなされ、またデジタル情報の社会的信頼性が高まりました。 現在、ネットワーク上で個人情報がいかに保護されているかという問題と、また個人情報を受けとるべき本人であることをいかに認証するかという問題がクローズアップされています。 このため私どもカード及びカードシステム部会では、ICカード及びICカードシステムのセキュリティに関して総合的な指標がほとんど見られないため、供給サイド、ユーザーサイド各々の課題を調査し、広く関連業界に発信することを目的として、セキュリティ分科会を立ち上げました。 分科会の活動テーマは、セキュリティのデータベース作成を目的としております。 セキュリティを危殆化するアタックにはどのようなものがあるかを、公開情報を基にデータベース化する作業を行い広く情報として発信していきたいと存じます。 セキュリティデータベースが完備されていれば、開発者には「開発に際してどこに留意すれば良いのかのバイブルとなる」し、評価者には「公知のアタックの全てに対して対策が取られているか否かをチェックする際のバイブルとなる」ため有益な資料になり得ると考えられます。 データーベースはHPにて公開しておりますので、広くご活用を頂ければと考えます。

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